日本初の女性弁護士である三淵嘉子さんをモデルにした朝ドラ『虎に翼』が、2024年4月1日(月)朝8時からスタートしています。
主人公である猪爪寅子をはじめとした個性あふれる登場人物が話題となっています。
その中でも、留学生である崔香淑(さいこうしゅく)のモデルは誰なのか、気になる方も多いのではないでしょうか。
朝鮮半島から来日し、寅子とともに日本の法律を学ぶ学生として三淵嘉子さんとはどのような関係だったのでしょうか?
そこで今回は虎に翼の崔香淑のモデルはいた?三淵嘉子との関係も調査!
虎に翼の崔香淑のモデルはいた?
留学生である崔香淑のモデルは存在しないようです。
ドラマ「虎に翼」の崔香淑のモデルは実在せず、オリジナルキャラクターと推定されます。
明治大学の専門部女子部の留学生たちが、崔香淑のキャラクターに影響を与えたのではないかと思います。
当時は、朝鮮半島から日本の大学に留学する学生がいました。
寅子のモデルである三淵嘉子さんが通っていた明治大学も例のごとく、朝鮮の新聞に内地留学生の募集をしていました。
そのような時代背景を反映しているのが、崔香淑というオリジナルキャラクターなのではないでしょうか。
↓↓コチラでキャストのおさらい↓↓
虎に翼の崔香淑とは?
🐯 #トラつば人物紹介 🪽
崔香淑 ✎ #ハ・ヨンス
朝鮮半島からの留学生。東京帝大で法律を学んだ兄の勧めで明律大学女子部に進学した。日本語が堪能で、寅子(伊藤沙莉)たちともすぐに打ち解ける。#朝ドラ #トラつば #4月1日スタート pic.twitter.com/B3Dr3GnQBC
— 朝ドラ「虎に翼」公式 (@asadora_nhk) March 10, 2024
ドラマ「虎に翼」の登場人物である崔香淑(さい・こうしゅく)は、日本の大学に進学した朝鮮半島出身の留学生です。
彼女は兄の勧めで日本の大学に進学し、日本語が堪能でありながらも物静かな性格を持ち、内に強い意志を秘めています。
大学では法律を学び、兄と共に新たな環境で生活を始めます。
彼女は周囲の人々に気を遣いつつ、空気を読むことが多く、自らの気持ちを抑えるために眼鏡を触る癖があります。
初めは他者の意見に流されがちでしたが、徐々に自分の意見を主張できるようになり、寅子たちの頑張りに触発され、自らも前向きに変化していきます。
物語が進むにつれて、彼女と兄は逆風にさらされる状況に置かれますが、その背景には戦争の影響があると考えられます。
崔香淑ドラマの中で多様性を表現する重要なキャラクターで、彼女の成長や逆境に立ち向かう姿は感動的ですね!
虎に翼の崔香淑役ハヨンスとは?
ハヨンス可愛過ぎる pic.twitter.com/N2L4ZhetwN
— 坂本有彩 (@arisa0501yeah) April 21, 2024
留学生である崔香淑役のハ・ヨンスさんが可愛すぎると話題です。
ハ・ヨンスさんのプロフィールと経歴をご紹介します!
プロフィール | |
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本名 | ユ・ヨンス |
生年月日 | 1990年10月10日 |
血液型 | B型 |
出身地 | 韓国釜山 |
- 幼少期から絵が好きで、高校時代はアニメーションを専攻。
- 進学のためソウルに上京し、学費を稼ぐためにモデルとして活動。
その後、芸能界への道を歩む。 - 2013年に映画「恋愛の温度」で女優デビュー。
同年、ドラマ「モンスター~私だけのラブスター」でヒロインに抜擢される。 - 多くの映画やドラマに出演し、ナチュラルな可愛らしさで人気を集める。
- 2015年に所属していたエンターテイメント会社から独立し、新しい会社「マネジメントA.N.D」へ移籍。
- 2018年には日本のドラマ「リッチマン、プアウーマン」の韓国リメイク版に出演し、日本でも活躍。
- 社会貢献活動にも積極的で、2016年には視覚障害者の福祉施設に女性用品を寄付。
- 2022年には日本での女優活動を本格化し、日本の芸能事務所TWIN PLANETと専属契約。
ハ・ヨンスさんは、幼少期からの夢を追いかけ、様々な経験を積んで芸能界で活躍している実力派女優です。
彼女の魅力的な容姿と演技は多くの人々を魅了し、日本のみならず世界的にファンがいます。
また、その人柄の良さと社会貢献活動への積極的な姿勢も、ハ・ヨンスさんの魅力のですね。
今後の活躍も楽しみですね!
虎に翼の崔香淑のモデルと三淵嘉子との関係は?
虎に翼の時代背景である戦前や戦時中の日本では朝鮮半島出身者への差別が広く存在しました。
ですが、主人公である寅子のモデルの三淵嘉子さんはそのような偏見にとらわれることなく、個々の人々や物事を客観的に評価することを心がけていました。
ある日、東京の街中で嘉子と彼女の仲間はチマチョゴリを着た韓国人女性の集団を見かけます。
そのとき、嘉子は「綺麗な服ね」と素直な感想を口にしました。
彼女の率直な発言に周囲の仲間たちは驚いたのではないでしょうか。
明治大学の村上一博教授によれば、当時の明治大学女子部には様々な境遇の女性たちが集まっていました。
彼女たちは10代の新入生から40代の離婚経験者まで、さまざまな背景を持っていました。
また、1910年の日韓併合により朝鮮半島自体が日本国内にあったことから、朝鮮半島出身者も存在したと考えられます。
三淵嘉子の価値観は、民族や出身地に関わらず個々の人間の良さを認め、偏見にとらわれない姿勢が根底にありました。
その開かれた心と寛容な姿勢が彼女の人間性を象徴していますね。
ドラマ「虎に翼」の寅子と崔香淑の関係にも反映されているのではないでしょうか。
虎に翼のモデル三淵嘉子とは?
虎に翼の主人公である寅子のモデルは日本初の女性弁護士である、三淵嘉子さんです。
三淵 嘉子 | 基本情報 |
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本名 | 三淵 嘉子 |
生年月日 | 1914年11月13日 |
没年月日 | 1984年5月28日 |
職業 | 弁護士、判事、家庭裁判所長 |
別名 | 旧姓武藤 |
出身地 | シンガポール |
活動期間 | 20世紀前半〜後半 |
教育 | 東京女子高等師範学校附属高等女学校、明治大学法学部 |
結婚歴 | 和田芳夫(1941年に結婚、1946年に死別)、三淵乾太郎(1956年に再婚) |
三淵嘉子は日本初の女性弁護士の1人であり、初の女性判事および家庭裁判所長としてのキャリアを歩まれてきました。
三淵嘉子さんは、進歩的な父の影響を受け、法律の道に進むことを決意しました。
明治大学法学部を卒業後、1940年に日本初の女性弁護士として登録されました。
結婚後は、夫の死去や戦争の影響で疎開生活を送り、裁判官としての道を歩み始めました。
三淵嘉子さんは日本の裁判所で初めて原爆投下を国際法違反と認定する判決を下し、広島と長崎の被爆者の権利を守る戦いに参加しました。
その後、東京家庭裁判所の判事や横浜地裁の所長を務め、日本の法制度の発展に寄与しました。
三淵嘉子さんの生涯は、女性が法曹界で活躍する道を開く上で重要な足跡を残しました。
朝ドラのモデルになるほどの積極的な姿勢と人格が、多くの人々に影響を与えてきたのではないでしょうか。
虎に翼の崔香淑のモデルはいた?三淵嘉子との関係も調査まとめ
朝ドラ「虎に翼」は法曹界を舞台に、当時はめずらしかった法律を学ぶ女性たちの物語です。
個性あふれるキャラクターたちが登場し、女性の苦悩を描きながら成長していく展開に目が離せませんね。
主人公である寅子のモデルは三淵嘉子さんですが、崔香淑のモデルは特定の人はいませんでした。
ですが当時は様々な経歴の生徒や、朝鮮半島からの留学生を積極的に募集していたため、その方々が崔香淑のキャラクターとして反映されているようでした。
以上、虎に翼の崔香淑のモデルはいた?三淵嘉子との関係も調査いたしました!
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